思考力が鍛えられると「話したいこと」が増え話し上手になる
自分のことばで話すには
「思考力を鍛える積み重ね」が必要である。
そのためには、子ども時代からの
積み重ねが大切だと考えている。
コロナ下になる前は
月に数回学校を訪れて
「しんぶん音読」を普及させる活動をしていた。
小学生から大学生まで
私が新聞を小脇に抱えていくと
最初は、あまり良い顔をされない。
しかし、子どもたちは柔軟だ。
新聞記事に書いてあることを
テレビの生中継風に伝えたり
ユーチューバーになったつもりで
発信してくれることもある。
「〇〇さ~ん、伝えてください」と
笑顔で呼びかけるだけで
「人に伝える」という概念が加わる。
ちょっとした工夫で
新聞に慣れ親しむ間口が
広がるのだと感じる。
「話したいことがある」。
これはスピーチで最も重要だ。
新聞を毎日読み
気になるニュースの流れを追う。
そしてそれを声に出して
話してみる。
それを繰り返すことで
あなたの知識は深まり
思考力が鍛えられ
気づけば
話し上手となっているのだ。