私のレッスンでは
「何を言うか」を大切にしている。
どう話すか
というのは、テクニックの部分で
これは多くの話し方教室で学べるのではないか。
しかし
日々のトレーニングで
「新聞を音読する」という
超アナログなことを
柱にしているというのが
私のレッスンの特徴である。
黙読するよりも
声に出す=身体を使う
のがポイントだ。
AI時代はとかく
身体を使った体験を
どれだけしているかがものをいうと
私は感じている。
声に出してしっかり脳にインプットされた情報を
その場で人に話すようにアウトプットする。
これだけのことだが
「ことばの反射神経が身につく」のだ。
プレゼン、スピーチ、商談、会議、報連相、面接など
あらゆる場面で
自分の考えや、経験、思いを
言語化できることは
AI時代だからこそ
価値を持つと感じている。
AIが導き出したことばと
全く同じだったとしても
AIに作らせた文章を読むのと
「自分のことば」として
発した場合は
目の輝きが全く違うはずだ。
人は「話したいことを話す」時に輝く。
その土台となるのが
「しんぶん音読」=「池上メソッド」なのである。