ゼレンスキー氏のスピーチから学ぶ。
スピーチのお手本といってもよいだろう。
ゼレンスキー氏のことばには力がある。
実際このような本も出版されているほどだ。
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話し方を研究し続け
スピーチトレーナ歴10年の私が
一番、真似したい。真似して欲しいと
感じている点は
「センテンスの短さ」である。
清水克彦著「ゼレンスキー勇気の言葉100」より
皆さんが
私たちとともにあることを証明して欲しい。
(2022年3月1日EU議会での演説)
私たちは諦めない。
もちろん皆さんの助けを借りて。
(2022年3月8日イギリス議会での演説)
その発展のためには日本のリーダーシップが不可欠なのです。
ウクライナのためにも、世界のためにも、私の心からのお願いです。
世界が再び自信を取り戻し、明日の姿に自信を持てるように。
安定した平和な明日が訪れると、我々、そして次世代が確信できるように。
皆様、日本の皆様、私たちが力を合わせれば、
私たちが想像する以上に多くのことを行うことが可能です。
私は、日本の皆さんの輝かしい発展の歴史を知っています。
いかに調和を築き、守っているのか。規範に従い、命の価値に重きを置いているのか。
環境を保護しているのか。その根底にあるのは、ウクライナ人も大好きな、
日本の文化です。これは本当のことです。
2022年3月25日 「日本の国会でリモート演説」 日本経済新聞
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これらを見ると
一文が非常に短いことが見て取れる。
短い文章にすると
どんなメリットがあるか。
それはひとえに「受け取った相手が理解しやすい」
という点にある。
「~なんですが」「~で」
などと長い文章にしてしまうと
聞いていても、何が言いたいのか
要点がつかみにくい。
その点
短い文章を、接続詞でつなぐ方法で話すと
論理的で極めて分かりやすい文章になる。
私がレッスンする場合も
一番最初にセンテンスを短くする必要性を
クライアントに伝えている。
話し手にとっても
文章が短いのはいいことづくめである。
次回は、話し手にとってのメリットについて
述べたいと思う。
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