今年一番の収穫:「読書」のリターンに気づく。
今年、私が最も大きな収穫だと感じたのは、「読書」がもたらすリターンが非常に大きいことに気づいたことです。
この1年、研究中の生成AIでより良い文章を作る方法を探りながら、専門である話し方やスピーチ、さらには経営者としての理念に関するビジネス書を読み続けてきました。
週に1冊は本を買うこと、そして月に3回は図書館か書店に足を運ぶことを自分に課していました。こうした習慣を続ける中で、驚くほどの変化が起きました。
ことばがあふれる、最高の状態に
本を読むことで、まるでことばがあふれてくる感覚を覚えたのです。
これは私が推奨する「新聞音読」の効果と同じだと気づきました。
要は、本を読むことで自分の考えが自然にことばになり、それを誰かに話したくなるという、最高の状態になったのです。
読書は「高額セミナー」のような価値がある
本を週に一度購入するのは決して安くない出費です。
しかし、その中で出会った本の多くが、まるで高額セミナーを受けたような価値を与えてくれました。
例えば、ある本で「語尾の高さが印象を変える」ことについて、→(矢印)を3パターン使って説明する方法が紹介されていました。
私は早速その方法を専門学校の学生に伝えたところ、再現性の高さを実感しました。
読んだことばを「話す」習慣
私の仕事は、人に説明すること。つまり、何かを言語化できなければならない仕事です。
そのため、本を読んだ後は、お風呂などで一人でその内容をことばにしてみるようにしています。
この習慣を通じて、考えたことがよりクリアになり、人に伝えるときの説得力が格段に向上したと感じています。
来年も続ける読書習慣
もちろん、長文を読むのがつらい日もあります。
それでも、読書が私に与えてくれた恩恵を考えると、この習慣は来年以降も続けたいと思っています。
読書は、私にとって「ことばの力」を鍛える最高のトレーニングであり、人生を豊かにする欠かせない時間になりました。